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"タイルの新しい楽しみ方を発信する"

多治見のタイルブランド「七窯社(ななようしゃ)」はタイルの新しい楽しみ方として、建築物だけでなくファッションや生活雑貨にもその用途を広げています。 細やかな手仕事と自然の偶発性が生み出す美濃焼タイルの魅力を日常の中でお楽しみください。


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<<製法について>>
七窯社のアクセサリーには、美濃の地が培ってきた技術が詰め込まれています。
絵付けは手作業で行い、ひとつひとつ丁寧に制作しています。

1プレス成形
アクセサリーに用いられているタイルは、厚さ2mm程度と軽やかな印象です。ずっしりとした建築用タイルと同じものだとは、とても思えません。しかし、その成形方法は、ほとんど同じなのです。
乾かした砂状の粘土を金型に落とし込み、機械で押し固めれば、ほら、完成。
こうしてできた生地の上に、ひとつひとつ丁寧に模様を描き入れています。

2石膏型成形
こちらもかつて用いられていたタイルの成形方法の一つ。
石膏でできた型の中に、粘土を手で押し込めます。型起こしした粘土を800℃で素焼きし、釉薬を流し込みます。なんだか灰色だった塊も、窯を開けるとあら不思議。キラキラと輝いています。その不思議な変化については、また別のお話。


<<デザイナーについて>>
七窯社には、2名のデザイナーがいます。彼女たちのデザインと会社の技術を掛け合わせた商品の他、彼女らが作家として独自に制作した作品も七窯社で取り扱っています。

・ののむらみなみ
愛知県出身、金沢美術工芸大学工芸科 陶芸コース卒。大学時代に土という素材の大らかさや偶然性に魅かれ、陶芸を専攻。同校を卒業後、多治見市陶磁器意匠研究所でより本格的に学ぶ。卒業と同時に七窯社に入社し、作家としてアクセサリー製作を始める。
素材の質感や色にこだわり、制作は全て手作業、釉薬は原料から調合している。植物や動物など、自然のものをモチーフにした作品を多く発表してきた。敬愛するルーシー・リーのように「いつまでもときめきを忘れずに作品を作りたい」と話す。

・駒井香文
三重県出身の陶芸作家。素材に直接触れて一から創り上げる点に魅かれ、大学で陶磁科を専攻。様々な成形方法や釉薬、焼成方法について学び、陶芸に無限の可能性を見出す。大学の恩師の言葉通り、「楽しんで作ること」を大切にしている。卒業後は多治見市陶磁器意匠研究所で学び、現在は多治見市を拠点に活動している。作風は幅広く、ポップな色合いのものから落ち着いたアンティーク調のものまで様々。アクセサリー製作に関して、壮大なオブジェとは異なり「小さな限られた空間の中で、どれだけの表現ができるのか挑戦したい」と話す。